新Linuxカーネル解読室
カーネルv6.8のコードをベースに、プロトコルごとに異なる処理をソケットがどのように抽象化しているのか、またソケットがなぜファイルとして操作できるのかについて、データ構造を中心に解説します。
「新Linuxカーネル解読室」プロジェクトの本稿では、ハード割り込みが発生してからソフト割り込み処理が実行されるまでの流れを、実行コンテキストの切り替わりを追いかけながらカーネルv6.8のコードをベースに紹介します。
VA Linuxの若手技術者が中心となり、最新のLinuxカーネルコード全体を読み解くプロジェクトが進行中です。解析したコードのうち興味を惹かれたもの、重要そうなものを中心にブログ記事にまとめていきますのでどうぞお楽しみに!